流山児★事務所の稽古場レポート
稽古中!!

流山児★事務所公演
『田園に死す』


原作⦿寺山修司

脚色・構成・演出⦿天野天街
(少年王者舘)

音楽⦿J・A・シーザー
(演劇実験室⦿万有引力)

芸術監督⦿流山児祥

2024年
3月14日(木)- 24日(日)
下北沢 ザ・スズナリ




*******
シアターRAKU
『めんどなさいばん』

作⦿北村想

演出⦿流山児祥

音楽⦿高橋牧
(時々自動)

振付⦿北村真実
(mami dance space)

Space早稲田にて、
2024年5月9日開幕!

プロフィール
HN:
流山児★事務所
性別:
非公開
自己紹介:

流山児★事務所

中高年演劇=楽塾からブロードウエイ・ミュージカルまで上演し 高い評価を得て多数の演劇賞も受賞し海外公演も、毎年のように行ってる国際的シアターカンパニーです。



★★★新人募集中です!劇団で活動することに興味がある人を募集します★★★



【募集人員】 6名 (俳優・スタッフ・制作)18歳以上35歳未満。 国籍不問。心身ともに健康な男女



詳細はコチラより!!



【お問合せ・応募先】

流山児★事務所 新人募集係 〒162-0045 

東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307

TEL:03-5272-1785(平日13時~17時)

 E-MAIL:mail@ryuzanji.com





バーコード

本日、無事に初日を迎えました!!


演出・スズキ拓朗のコメント
今回のテーマは「生活」です。お茶をすること。クッキーを作ること。椅子に座ること。家に帰ること。編み物をすること。レコードをかけること。はたまたカーニバルに行くこと?コトコトコトコト。トコろで生活とはなんでしょう?書いて字の如く「生存して活動すること、生きながらえること」らしいです。改めてそう言われると、実感のない説明です。何故実感がないのでしょうか?それはきっと、人々は、生きている実感を得る為に生活をしているからなのではないでしょうか?別役実さんはそんなたわいも無い人間の時間(人生)を台本にしたんだと思います。そんなたわいも無い時間を過ごす事がどれだけ難しく、どれだけ叶わなく、どれだけ愛おしくも儚い物なのなのだろうかと言うことを。きっと忘れているであろう幸せのひと時を。どんなに希望を持とうとも、残酷な現実を生きる私達。それでもせめてお客様方とは、劇場にて、暖かい湯気のようなカーニバルな楽しみを共有出来たら嬉しい次第です!お待ちしております!

プロデューサー・流山児祥のコメント
わたしたちは、戦争と人間を描く『瓦礫のオペラ』(作・Fアラバール)に続いて別役実の『森から来たカーニバル』を上演します。この作品は、踏み潰してしまう象と、象に踏みつぶされたい人々の物語です。スズキ拓朗の演出で、この不条理劇を大胆に「ダンステアトル」として再創造しました。稽古に入る時、イスラエルとパレスチナ・ハマスの戦争が始まり、この1カ月半イスラエルによる大量虐殺(ジェノサイド)がガザの地で起こっています。悲しい出来事です。ガザの「リアル」と、別役さんのコトバと役者のカラダが「リアル」に共振し、でも、不思議に優しい劇が生まれました。ぜひ、劇場で体感してください


タイトル『時は満ちた』

初冬の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。

稽古場での最終稽古を終え、11月20日我々は劇場入りしました。
仕込み~場当たりと、本番に向けて歩を進めております。
「別役実さんの言葉」
「役者たちの身体」
「スズキ拓朗さんの溢れる演劇愛、芸術愛」
そして本作品に関わるすべての人たちの魂の叫びを
ぜひ劇場で体感していただきたいです。
23日~28日、下北沢ザ・スズナリにてお待ちしております。

寒気厳しくなる折、皆様体調を崩されませぬようご自愛ください。

ブログ担当 鈴木幸二








こんにちは!
もりかに年長組の小林七緒です。

新進演劇人育成公演なので、育成対象者が3名。
かつての育成対象者たちが数名いるのですが、
彼らの頼もしい姿を見てると「育成されるって素敵」と思いますね。


今日は稽古最終日でした。
10月4,5日のプレ稽古を経て、10月24日から本稽古が始まり、
あっという間に今日。


今回は、ダンサーと俳優が混在している座組で、
稽古序盤はお互いのやり方を興味津々で見合っておりました。
森の中で違う種類の生き物に出会ってしまったわけです。

(あ、一人ずつの紹介をするつもりだったんですけど、
前回いわいのふさんが書いてるので、そちらを見て下さいませ)


生き物たちは、森で生き延びるために知恵を出し合います。
演劇が初めての石渕さんも、育成対象者の若手たちも、
思いついたことはどんどん発言します。
そうして、お互いを知り、仲間になっていきました。



そう。はじめましての生き物たちがチーム『もりかに』になる核になったのが、コンドルズの石渕さん!

登場した瞬間に、稽古場が大劇場サイズにまで広がる存在感は衝撃でした。
なのに、全く先輩風を吹かせることなく、満面の笑顔でみんなに話しかける。
初めて演劇をやることへの怖さと興味を、隠さずさらけだす姿に、
みんなグイグイ引っ張られていったのでした。


私は石渕さんと一緒に出てくるシーンが多いのです。
原作には一切無いシーンなので、言葉は交わさないのですが、
ある小道具を介しての交流が楽しくてたまりません ♪

世界を動かす姿を目の当たりにしたり
一緒に突撃したり





さて、チーム『もりかに』の生き物たち、森の中では

ドルサイナを吹く男に操られたり




大切な場所を作ったり




かわいく色が塗れて喜んだり




寸暇を惜しんで自主練したり




それを眺めながら焼きそばを食べたり




力いっぱい歌ったり




楽しくナナメだったり




激しくブレたり




時々転がってたり




踊ったり踊ったり踊ったり




来たぞー!てなったり




そんな風に力を合わせて、ここまで生き抜いてきました。
そして『森から来たカーニバル』が生まれました。

いよいよ劇場に入り、23日に初日を迎えます。
こんな別役作品は見たことがない、というものになりました♬


ぜひスズナリで、一緒に「最後のどんちゃん騒ぎ」をしてください ‼
皆様!いわけんこといわいのふ健です!

初めましても方も、お久しぶりの方もどーぞお見知り置きを(*^。^*)

森から来たカーニバル稽古も大詰め!!!残り3日となりました!

プレ稽古からあっという間の1ヶ月怒涛の1ヵ月でした!
初めましての方がほとんどの今回。
1から1つの作品を立ち上げていく作業は
本当に毎日が楽しく苦しくも濃密な時間でした。
それぞれ違う矜持を持った方々が集まり
作品を作れる事は本当に幸せなことです。

山下直哉さん。
ヤマちゃんは寡黙な方ですが心にすごく強い心を持った人です。
やると決めたらやり通す。その根性が大好きです。

鳥越勇作さん。
今回共演するのは初めてですこの方は周りを本当に和ませてくれる。
暖かいオーラがある方で、いるだけで稽古場が明るくなります。
ひたむきな姿勢が大好きです。

鈴木幸二さん。
毎日筋トレを欠かさず。勤勉で台本を誰よりも読み、
人の事を考えて動ける人です。そのストイックが大好きです。

小林七緒さん。
大先輩です。でも誰よりも作品の底の底を支えている力持ちです。
どストレートなお芝居が大好きです。

小林ららさん。
初共演です。
最初は元ヤンなのかギャルなのかどんな人なんだろうと思っていました。
稽古が進むにつれて鋭い読解力と人並み外れた踊り!
この華奢な体のどこに
すげーでかいかエンジン積んでんだろうと思わせてくれるギャップが大好きです。

橋口佳奈さん。
ハッシーは真面目で実はお茶目で黙々と作業する。
でも自分の意見をちゃんと持ち責任を持つハッシーの生き方が大好きです。

よし乃さん。
初めましてのよしちゃんはマイペースかと思いきや、
イヤイヤ怒髪天の芝居に韋駄天の踊り!圧巻です。
情に厚くて周りを見れて挑戦の心が大好きです。

竹本優希さん。
何度か一緒に芝居を作ったことがある俳優さん。
人一倍考えて役を膨らませる。一生懸命取り組む姿、想いが大好きです。


伊藤奨さん。
初めましての伊藤奨くん略して、いっとうしょー!
バリバリ身体がきく!男性の中では今回1番若いのかな。
優しく繊細な心におじさんの汚れた心を眩しく照らしてくれる所が大好きです。

諏訪創さん。
作品作りは一緒にした事はあるけどこんなにガッツリ一緒なのは初めて!
なんと素敵な曲たちでしょう。強面なのに心根が優しい力持ち大好きです。

石渕聡さん。
初めての石渕さん。本格的にセリフを喋るのは今回が初めてと言う石渕さん。
初めて会ったときのインパクトがでかすぎる石渕さん。
稽古初日に舞台上で出会ったときの衝撃的感覚を忘れません。
必死にセリフに向き合い誰よりも低姿勢なひたむきな姿が大好きです。


演出のスズキ拓朗さん。
今回初めましての拓ちゃんは、
なんだか前から一緒に作っているようなそんな感覚になることも度々。
あぁそれがいいね。こっちもあるかもねと一緒に考えてくれる演出家。
自分の答えを先に出したい時も我慢ができる演出家。
ニコニコした笑顔と人を気遣える居方が大好きです。

山崎薫さん。
山崎さんとは2回目の共演です。今回は夫婦です。
山崎さんの不思議な魅力。持っている雰囲気。声。
その全てに存在感があります。
共演していて何でもまかすことができる方。
相手を一人ぼっちにしない山崎さんの芝居と清々しさが大好きです。

と、まぁ。。つまるところですね。
この1ヵ月とちょっとでみんなのことがとても大好きになりました。
もちろんいろんな事を我慢したり思う事を堪えたりと色々あると思います。

そんな事は当たり前の事、それでも大好き。

そんな個性豊かな俺たちとぜひ劇場でお会いしましょう。

俺たちの、森から来たカーニバル!

間も無く開演です!!!刮目!!!

押忍。

いわいのふでした。

ごきげんよう。
CHAiroiPLINのよし乃と申します。
流山児‪★事務所のみなさまには、
以前「不思議の国のアリス」でお世話になりました。
またご一緒できて嬉しい限りです。


さて、早いもので "もりかに" 小屋入りまで1週間と少し。
最近、時間の経過がことごとく早く感じるようになりました。
さっきまで春だったのに、もうすっかり冬です。
そしてまた次の春が来るんですね〜。
しかし、またやって来たからといって春を恨んだりはしません。
風のように人生を過ごし、ズボッとお墓にホールインワンできたら嬉しいです。



何の話でしたっけ?


もりかにの話でしたね。すみません。

今回私がやるのは"編み物をする女"
おばあさんの役です。これがもう難しい!
彼女の人生は風のようだったのでしょうか?
うんざりするくらい長かったのかもしれません。
24年しか生きていない私のオツムでは、
彼女の長い長い人生を思い描くことはできないでしょう。
私が腰を曲げて嗄れ声を出したっておばあさんにはなれません。
なぜならピチピチの24歳だから。
「おばあさんの芝居をしなくていい。年齢は演技できない。」
と拓朗さんに言われました。確かに!もりかに!
私が"編み物をする女"になるためには別の方法を探さなくっちゃいけない。
いや〜難しくて楽しい。
困難でなおかつ挑戦しがいのある役です。
ぜひ劇場でどんな"編み物をする女"になっているか確かめてくださいね。


(ちなみに、この役のために
叔母が昔使っていたという編み針セットを実家から拝借してきました。
編み針もまさか押し入れで眠っていたところを引きずり出され、
スズナリで照明を浴びることになるとは思いもしなかったでしょう。)



先輩方曰く、これからもっと時は加速するらしいです。
新人ヅラしていられるのも今のうち....
気がつけばCHAiroiPLINに入ってから3年が経過しようとしています。
入団から3年って世間的にはもう新人じゃないですか?ダメですか?

しかしながら、
私は今回この公演における「育成対象者」として選んでいただきましたので、
堂々と新人ヅラができるわけであります。
このまたとないチャンス、逃すわけにはいかないですね。
風のごとく先を生きている先輩たちはもう「育成対象者」にはなれないのです。
たくさん挑戦して、失敗して、もりもり育成されていきたいと思います。
森だけに!

よし乃





初めまして、伊藤奨と申します。
いとうしょうで、いっとうしょーです。
小さい頃は許されたのでよくお尻を出してました、
お尻を出した子、一等賞でございます。

流山児事務所さんプロデュースの演出・振付には
CHAiroiPLIN主宰のスズキ拓朗さん。
作、別役実「森から来たカーニバル」を上演するのですが、

流山児事務所公演にもCHAiroiPLIN公演にもぼくは出たことがなく、
一番アウェーなのは、僕ですよ。みなさん。「お前は何者だ」状態なのです。

何者かと言いますと、
俳優とダンサーの二足の草鞋で一応やらせてもらってるのですが、
ありがたいことに近年はダンサーとしてのお仕事を多くいただき、
コンテンポラリーダンス公演によく出ております。
今年の夏はミュージカルにもでまして、とあるネバーランドにいました。
コンテンポラリーダンスの作品を自分で創って、ソロで踊ったりもしてました、
よかったらYouTubeにあるのでご覧下さい。
「伊藤奨 ダンス」とかで出ると思います。
ちょっとしたアクロバットもしたり、アーティストさんのMVにでたりもします。

、、、

さて、お気づきでしょうか。
いつ俳優として舞台に立っているのか。
ということです。
最後に演劇作品に出たのは2年ほど前だったかと、、


演劇作品に出たい、喋りたい。


そんな願いを聞きつけていただいた拓朗さんが、
この「森から来たカーニバル」略して「もりかに」に呼んでくださいました。
渡された役は'牧師'。
ハテナとワクワクでニヤニヤしました。
アーメンですか、ぼくが。

と、構成台本を読むと、ト書きに

〜〜〜と牧師、コンタクトダンス。

牧師がコンタクトダンス。
想像ができませんでした。

常に「お前は何者だ」と牧師さんを見てて思ってます。
この前初通しをしましたが、今も尚、踊って跳ねて祈る牧師に
「お前は何者だ」と問いかけながら稽古に臨んでいます。

ただ、まあ、何者でもないんだと、今日気づきました。
牧師の姿をしたただの人間です。
腹は減るし、疲れるし、イラっともするし、人を愛することもある。
周りよりちょっと信仰する気持ちが強めなのですね。多分。

だから、あれがあれで、これがこうなのかと、
ブログを書きつつも、稽古の振り返りになってきたので、
色々ネタバレも発生しそうなので、ぼくと牧師の話は終わります。

はい。

この公演、まず、別役実作品ということで、不条理劇ということなのですが、
僕は一度だけ学生のときに別役実作品をやりました。ミミズの話でした。

不条理とはなんぞ。
辞書には、「道筋の通らないこと」。
人生にはそんなことがたくさんありますね。
そして、そんなことに悲しんだり怒ったりもするけど、意味がないんだね。
でもそれが人間だね。
ということらしいです。間違えてたらごめんなさい。

どうしよう、どれくらい書けばいいのブログ。書き連ねてしまうけど、、、


あともう少し。


スズキ拓朗さんの演出、振付についても書かないわけにはいきません。
CHAiroiPLIN作品は数回拝見していたのですが、
ロミジュリや桜の樹の下には、などの文学作品を
ダンスと言葉、語感で遊ぶポップな世界観は
観てて聴いててとても心地が良かったのを覚えております。

リズミカルに言葉が飛んで跳ねて、人間たちも舞って踊って。

というわけで今回も、森から来た'カーニバル'ですからね、
ドンチャン騒ぎなわけですよ。
言葉と身体が飛び交うんですね。
スズキ拓朗さんの手によって。

それはもう楽しくなってしまうのですよ、
なんだなんだこれは!!!と劇場を満たしていくのですね。
恐いほどに。


書き足りないこと多くて、、まだまだ書けるのですが、
なんか、あれなので、やめようと思います、

とにかく、楽しい楽しいカーニバルがやってきますよ、と。

さあ!きみもスズナリでみんなとカーニバル!

稽古場写真的なのをみんな載せてる。
写真撮ってたのはこのためか。
稽古場で撮ったのは、これだけでした。
超重要だから撮りました。
お納めください。

こんにちは。
「森から来たカーニバル」通称、森カニの音楽を担当してます。
創です〜

今回何故ブログを書いているのかと言いますと、役者枠だからです。
森、と言う観念的な役です。前回のスズキ拓郎さん演出でも出演してました。
去年の西沢栄治さん演出では長台詞もありました。
最近役者復帰したのかと思われるかもですが全然そんなことはありませんよ。
たまたまです。
さてこのブログを覗いてる皆さんはすでに知っていることかと思いますが。
ワタクシもう流山児★事務所の劇団員ではありません。
去年末に退団しました。今はその余波とも言えます。
ですが、決して演劇が嫌いになったとか、流山児さんと喧嘩した、
とかじゃありませんw
ご存知の通り僕はスペインの楽器をやってます。
晴れた渡った日に空を見上げるときはいつもバレンシアの青い空を、
そしてその下の小さな町に響くドルサイナの音色を思い出しています。
そこには豊かな文化があります。僕を笑顔で受け入れてくれる人達がいます。
これからの人生そこに時間をかけていきたいんです。
そしてスペイン以外の国も旅して周りたい。
まだ見たことのない風景や音楽に出会いたい。
演劇は楽しいですが、膨大な時間と労力を使います。
これからの自分がやりたい事には継続が必要です。まずは言語習得。
なので劇団からは離れました。

もし自分が今20代だったら一番やりたいことはー、
自転車で世界一周!かなー。うわーい。

でも演劇の作曲を完全にやめるつもりはありません。
数は制限しますが、依頼があって、やりたいと思えばやります。
何年かしたらまた流山児★事務所のチラシに
音楽:諏訪 創と載ることもきっとあるでしょう。少なくとも1年間は休みます。
今現状で先の作曲はないので、とりあえず最後の作品という事になります。
今回の森カニ。作曲を始めた頃からもう何本も一緒にやってる役者さんから、
はじめましての方々まで様々。とても楽しいです。とても楽しいからこそ
「これで最後なのかもな、もうみんなとも会わなくなるのかもな」
って言う寂しさと、「終わったら自分の時間だけになるぞ」と言う解放感と、
両方の気持ちを混ぜこぜにしたまま稽古場にいます。音響卓に座ってます。
そうそう座ってると言えば演出のスズキ拓郎さんは
常にニコニコしながら稽古を見ている人です、休憩中もニコニコしてます。
それとは対照的に僕は残念ながら顔が怖いですし、お喋りでもありません。
おまけに裸眼でして焦点を合わせるために
眉間にシワを作る癖まであって最悪です。。
稽古中に僕が黙って怖い顔して座っている時は
心では笑っている時ですからね!って誰に言ってるんだか。

さて自分の事だけではなく。森カニ通信ですから稽古場のことですね!
諏訪ソウ通信ではありませんでした。
通常ですと役者さんや演出家、作品の紹介などになりますが。
僕は基本スタッフなので少し視点を変えて稽古場を見てみたいと思います↓↓↓

ちゃら〜ん✨✨✨



この写真の可愛らしい女の子。流山児★事務所の新人、山川美優です。
僕の最後の後輩になります。スポンジボブ大好き、
「美しきものの伝説」のオーディション出演を経て入団しました。
流山児さんは期待の大型新人、と言いますが
実際にはちっちゃくてリスみたいです。
今回は稽古場スタッフとして主に音出しをしています。
僕にとって音出しスタッフは片腕のような存在なのですが、
現場にとっても稽古場スタッフと言うのは
作品を作っていく上でとても大事な存在です。
どんな新人の子でも、その作品作りに大きな影響をあたえます。
雑仕事をしてくれるから、とかじゃなく存在として大切なのです。
欠かすことの出来ないその座組の一人になるのです。
今回も持ち前の明るさと天然さを発揮してみんなにこよなく愛されてます。
音出しと言う目線で見ても、そのタイミングやボリュームによって
役者のテンポ感や熱量が変わります。
稽古の段階において非常に大事な役割を担っていくのです。
彼女の匙加減や選んでくるSEによって芝居が変わります。
稽古序盤のリズムは彼女が握っていると言っても過言ではありません。
大変かもしれないけれど、
この経験は自身が役者になって舞台に立ったとき必ず役に立ちます。
僕もその大切さを新人のころに学びましたし、
今残っている後輩では、まる子、はっしー、はる、なんかに
その経験を伝えて来たつもりです。
はっしーなんかもう仕事も出来るくらい優秀です。
ちと話はそれますが昔台湾で作曲をしたときも、
スタッフで付いていた若手の子に
「演出や音楽家に言われたタイミングやボリュームで
ボタンを押すだけの機械になっちゃダメだよ。そんなのつまらないでしょ?
稽古の初段回はどんどん自分で工夫して、試して、意見して、
作品作りに参加していっていいんだよ!加油!」
と、めちゃくちゃな英語で言いました。
その子は、台湾ではそんなこと言われたことない!すごく嬉しい!と
目を輝かせておりました。
僕は今回このリスにも、いや美優にも
作品作りに関わっていく楽しさを経験してもらいたいと思っているので、
色んなことを教えています。
音響の簡単な仕込み方から芝居を見てどう音を出していくか。
音の目線でどう物語をつむいでいくか。
そして自分がどれだけ作品作りに大切な存在であるかを。
お菓子をぽりぽりかじりながら感じてくれてると思ってます。
そして頑張ってます。ありがとう。
これはとりあえずの最後である僕から劇団への置き土産という思いです。
彼女が最後にこの作品に関わって楽しかったと言ってくれれば、
もう何も言うことはありません。



とか言って、「役者やりに劇団入ったのに、
こんなくだらねーことやらせやがって、やってらんねーよ」
と内心思ってたら爆笑ですけどねw
でもそれはそれで良いんです、色んな考え方があって、
だから人間は面白いのだから。

その人間の面白さを描くのが演劇です。
そしてその喜怒哀楽を役者から身体を通して引き摺り出すのが
動物的(天才的とは言いません)に上手いのがスズキ拓郎です!
僕は演劇音楽の面白さって何?と聞かれれば
「常に他者が介在して変化すること。役者、音響、照明、美術、映像、
すべての存在があっての完成であること」だと答えます。
演劇はさまざまな考え方や感情を持った人間達で作り上げる芸術です。
個々人の力なんてちっぽけなもんです。
余談ですが僕の亡くなった父は現代美術の画家でした。
若くして亡くなったので有名になり始めてた画家です。
諏訪直樹と言います。母も画家でした、姉も画家です。
つまり完全に画家の家系なんですけど、僕はやらなかった。
小さい頃から父の作品に囲まれていたので特別感がなかったとも言えるけど、
自分の世界感に没頭することにあまり興味が無かったのかもしれんですねぇ。

おっとっと、長文になってきてしまいました。
とりあえずの最後なんで書くことが膨らんでしまいました。

さぁ!その喜怒哀楽が詰まったこの舞台、新人からベテランまで、
沢山の人間達がよってたかって作り上げたこの舞台。
是非スズナリまで足を運んで観に来てください。
そして自身も喜怒哀楽を、感情を、象の足音のように
ドンデコダンデコ湧き上げて行ってください!

では!
¡Te esperamos en Suzunari !



勿論、出演する以上はコレ↑です。
バレンシアの空の下にて。


こんにちは!
写真がブレにブレるほど迫力あるダンスの振付で
連日筋肉痛の竹本優希です!
今日はあごの下が筋肉痛です!
なにゆえそんな場所?と思った方は
ぜひ劇場に来て答えをお探しください!



さて、こちらは演出のスライム拓朗さん。
とんでもなくかわいい。




そしてこちらはミッフィー拓朗さん。
更にかわいい。

本名はスズキ拓朗さんです。(芸名です。)

ずっとにこにこしててポジティブなことばかり言ってくれるし、
振付もアイデアも、
なんでこんなこと考えつくの?!ってくらいおもしろいのに、
役者が自由でいることも追求してくれる、
とっても素敵な方です。

今回、音楽もダンスも芝居もめちゃくちゃすごい人たちが集まっていて
ひええってなってる育成対象者たけもとですが、
たくさんの刺激をもらいながら
超面白くて超チャレンジングな役に全力で挑みますっ!!

どーも、新進演劇人育成公演俳優部門からいつの間にか除外された山ぴーこと山下です。

本舞台『森から来たカーニバル』は、
日本の演劇人を育てるプロジェクトの一環でもあります。





わたくし山ぴーもかつて育成対象者として舞台に出演していた事がありました。


しかし、それはもう遠い過去の話です。


どうやら対象者には育成期間というのがあるらしい……


なので期間を過ぎた山ぴーはもう育成される事はありません。



ただ、ひねくれ山ぴーは素直に受け入れられてないのです。


単純に育成期間終了という事ではなく闇の会議が開かれていたのではないかと………









役人A「山ぴーという俳優をここまで育成対象者として育ててきたのだが、未来の演劇に必要な人材になったのだろうか?」



役人B「………なってないですね。彼はもうダメです」



役人A「そうだな、彼はもう演劇の未来を託すのはやめよう。もっといい人材を育成しよう」



役人B「かしこまりました」




そうして、竹本とはっしーとよし乃ちゃんが育成対象者となり、山ぴーは演劇界から見放されたとさ。







かたや、近い未来の演劇を背負う二人が今回の座組にいます。









そう……








その二人とは…………












鈴木幸二と鳥越勇作。















二人は自身に課題を持ち込み、











自身に試練を与え、














常に向上心を持つ二人。










それが鳥越勇作であり










鈴木幸二である。










???




あれ?





これはスカイツリーだ……。








これが鈴木幸二だ。



スカイツリーと鈴木幸二はよく似ている。






それ程体格も心もデカい男なのだ。



森から来たカーニバル♫

観に来てね!!


稽古場ブログをご覧の皆様、こんにちは〜。
夜に見て頂きましたら、こんばんは〜。


流山児★事務所のはっしーこと、
橋口佳奈です。
今回、新進演劇人育成対象者に選ばれました。
普段の活動では、稽古場音響や
テクニカル面での起用が多いです。
今作は、CHAiroiPLINのスズキ拓朗さんが演出ということもあり、
ダンスやムーブメントが多いので、
動画隊長で皆様を支えております。

写真は、ムーブメントの一部です。
躍動感があるからこそ、被写体がブレるという画です。(笑)



自己紹介として個人的な部分をお話すると、
流山児事務所に入団して、8年目に突入しました。
演技に関しては、客観視を通り越して
はっきり言って下手です。

じゃあ、上手いってなんなんだ、とも思うのですが…。
憑依したとか、本当に物語に出てきそうなほど、
リアリティや作り込みがすごい、など
十人十色、色々ご意見あるとは思います。


改めて人から言われると、心痛いのですが、
演出家の拓朗さん曰く、
不器用なんだけど、人間味があって面白い、とのこと。

不器用であるが故に生み出せるもの(演技)を
武器にできれば、強くなれる…かな?

自分で書いてて、悲しくなったので、
自己紹介はここまで!


今回の役どころは
乳母車の女を演じさせて頂きます。

原作では随所に登場している女性ですが、
原作を構成して作られている今回の台本では、
ムーブメントやダンスもあったりしていて、
感情が繋ぎにくかったり、
難しい役どころだなぁと思っております。
感情や意味の繋ぎ合わせ、
という意味では、ムーブメントやダンスには
共通するところがあるのかなぁと思います。
例えば、腕を動かす動作1つでも、
弾丸を避ける動作だったり、バンザイ三唱など、
振り付けの際にヒントを教えていただけたりします。

歌詞やセリフに当て振りなこともあれば、
身体表現重視なワークもあったり、様々です。
ダンサーの皆様が全力で表現している部分は必見です!


今回は、戯曲のお芝居も然り、
そこに俳優が魅せる身体表現とは何だろう
という事柄が、重視されているように思います。

普段はダンサーで、
セリフをあまり話さないキャストの皆様も
加わっているからこそ、
物語を牽引する俳優の実力がより試される、
というか、
ダンスの経験が乏しい中で魅せる身体の使い方、
感情を表に出すための表現とは何なのかを
追求する試練だと、個人的に思ってます。
不器用ながらも、ありのままの、
人間味あふれるキャラクターが出せるように、
全力で頑張ります!!



すごく真面目な話になりましたが、
楽しくて、面白いだけではない、
皆様の心にちょっぴり刺さる
素敵な作品をお届け出来るよう、
日々、別役さんの戯曲の持つ魅力や解釈を
全員で深めながら、お稽古をしております。


ぜひ、劇場でご覧頂けますと幸いです!
応援の程、よろしくお願いいたします!!

以上、はっしーでした!



写真は、願掛けでしょうか?(笑)
何をしているのかの解答は、劇場でご覧下さいませ!

はじめまして。
もりかに通信のもりかにってなんなんだ?と
2日くらい考えてしまいましたが、
やっと理解しまして
こうしてブログを書き始めることができました。

"もりかに"のお嬢さんという役で出演します。
CHAiroiPLINの小林ららです。

初めましての人には大抵信じていただけないのですが、ダンサーです。

まあこれも大抵信じていただけないのですが、
私がダンサーになった経緯としては、
志村けんさんの白鳥に憧れて、
それを良いことに母親にバレエを勧められ、
まんまと騙されて辞めるタイミングを失い、
でも踊りは好きだったので、
ふらふらと色んな踊りをつまみ食いして、
気付いたら今です。

とはいえ贅沢なダンス人生を送っていて、
意外ときちんとダンスをやっていたりするので
ざっくりとした略歴については
ぜひCHAiroiPLINのHPをご覧いただければと思います。

さてさて今公演"もりかに"は、
スズキ拓朗氏が演出ですので当然ダンスシーンがありますが、
今座組のベースは演劇ですので、私には超アウェーな現場になります。

演劇の公演にダンサーとして出演することはありますが、
こんなに演劇人しかいないことは初めての体験なので
なかなか濃厚で刺激的な時間を過ごしています。

私が受けるこのカルチャーショックに共感してくれるのは、
座組内に石渕さんしかいません。

ですがその石渕さんというのは、
これもまた、出会う人々にショックを与えてしまう方でして
石渕さんがこの座組にいらっしゃることで
また別の意味でのカルチャーショックを受けるので、
ほぼほぼ味方がいないという
このうえなくアウェーな異空間なわけです。

ということで、まだ数日しか経っていない稽古から
私が体験したカルチャーショックをご紹介します。


①本読み

演劇の現場では当たり前過ぎる稽古内容1位かもしれない
"本読み"というメニュー。

「え…どうせ立ってやるのに、なんでわざわざ座ってやるの?」とか
「え…どうせ動きついてから反復してシーン稽古するのに
なんで今セリフだけを読むの?」とか

演出家さんや役者さんに聞いたら、すごい勢いでキレられそうですよね。
「演劇なめてんのか!?」みたいな、
温度高めの説教されそう〜なんて思ったり。

私は演劇好きなのでよく観に行きますし、
まったくもってなめていたわけではないのですが
稽古初日に本読みを体験した私は
心の中で演出家に土下座をしました。

本読み稽古は、結構面白いメニューでした。

言葉だけで想像する景色や色に加えて、
距離感が見えてくる感じです。
いわいのふさんと薫さんの掛け合いなんて、
夫婦であるという説得力しかありません。

凄すぎて笑いました。なんなら引いた。

これが本読みかよ〜って納得しました。

かく言う私はセリフが一言しかないので、
穏やかな気持ちで終始皆さまの"本読み"を楽しんで聞いていました。

話は少し変わりますが、
台本を渡された頃に演出家に感想を聞かれ
「みんなセリフが多くて可哀想〜。」と私が言うと
「これ、みんな少ないと思ってると思う。」と返されました。

私はCHAiroiPLINでセリフを与えられると
なんで私にセリフがあるんだとよく文句を言うので
私からするとみんな可哀想です。
さらにダンサーであるはずの石渕さんは
重要な役どころなので非常にセリフが多く、
とにかく可哀想でなりません。。

ですが石渕さんは早々にセリフを覚えていらしていて、
それどころか初体験なはずの"本読み"では
どう考えても異様な存在感でしたので末恐ろしいです。


②稽古場での過ごし方

まず稽古場に入ってから、稽古開始時間までについて。
これは各々のリズムやルーティンがあるわけです。
こいつの恐ろしいところは、
この時間の過ごし方次第でその人の向き合い方が露呈してしまうこと。

つまり、意外と注目したくなる時間だったりします。

振付家や先輩を意識せざるを得ないので
10代から20代前半の頃は、
ここが一番緊張する時間だったかもしれません。
クラシックバレエやコンテンポラリーダンスの現場だと、
早い人でリハーサル開始の90分前くらいから
各々のトレーニングメニューを始めたり、
振付の自主練をしたりします。

"もりかに"は演劇の現場ですので、
当然これには当てはまらないわけです。

なので私には皆さんがどう過ごすのか、
もの凄く気になる内容になるんですね。
まず面白かったのは、
台本を持ってセリフ合わせをし始めた役者さん達。

私は〇〇の役やるねーなんて言って、
数人でセリフを言い合っています。

おぉー。これは演劇の現場っぽいー。拍手。

ただ冷静に考えてみると
振付を確認することと同じだなぁと納得。

ラジオみたいに皆さんの掛け合いを楽しみつつ、
少し気を緩めると、時々自分が話しかけられているのだと勘違いして
セリフを練習する人の方を見てしまったりします。

それはダンスの現場では起こり得ない出来事だと思いました。

あと、台本読みながら眉間にシワを寄せている人を多く見ます。
役について考えたり、前日の稽古内容を思い出したりだと思うのですが、
とにかく台本を睨んでいます。

これはダンスで置き換えたら何に当たるんでしょう、
鏡を見る事かな。。

そして、なにを書いてるのかは分からないのですが
役者さんはめっちゃ台本に書き込みます。

これについては稽古中、事あるごとに書き込む。
構成が少しでも変わると、試験前の職員室ような重い空気感で
朝の会が始まってそれぞれ台本に書き込みます。
みんな台本好きなんだなーって思います。
各々が何を書いているのか凄く気になるのですが、
なんだか他人の日記を盗み見るのと同じような気がして
ちょっと聞きづらいです。

今度だれか教えて下さい。

ちなみに鈴木幸二さん(以下こじまる)は、
他の方と比べるとどうやらちょっと特殊で
稽古場に来るとバチバチにトレーニングしてます。
とにかく誰よりも早く稽古場に来て、筋トレに励みます。

それが終わると、
台本を見ながらと眉間にシワを寄せて
それが終わると、
ドラマトゥルクであり親友の鳥越勇作さんと
ご自身の役について討論会をしています。
噂によると、こじまるは、
持ち歩く為に自筆のミニ台本を作るらしいです。
だからやっぱり、役者さんは台本が好きなんだと思う。


さて、私がこの稽古場で気になったことを書き始めたら
たった数日の稽古にも関わらず、こんなにありました。
この調子じゃ、千穐楽のあとなんかは、
ものすごい量になっていそうです。


最後に、数年ぶりにブログを書く上で、
何を書こうか悩んでいたら
お客様から「踊るうえで気にしてること」について
ご質問いただきました。

それについて少しお答えすると、
私は仕草とダンスの塩梅を気にします。
指先やあごの角度、姿勢などを
細かく調整する技術を利用して
仕草を再現するという感じでしょうか。。

ちなみに私は特段、目を大事にします。
目線もですが、まばたきのタイミングとかもかなり意識します。
もちろん振付家によって、求められるダンスが変わるので
これはあくまでも拓朗さんが振付の場合です。

"もりかに"は役者さんが踊るので、
みなさんがどのように踊られるのか
私も非常に楽しみです!

スズナリで、ぜひご感想を教えて下さい。
お待ちしております〜♪

小林らら


あ、写真は、
"もりかに"のプロデューサー
流山児祥さんこと、児ぃじと✌︎


こんにちは、コンドルズの石渕です。
軽く自己紹介をしてくださいという
制作サイドからの指示がありましたので、
なんとなく自己紹介的なことを書いてみます。
私はコンドルズというダンスカンパニーで、
1996年の立ち上げ当初からそこでダンスをやってきました。
あるいは基本そこでしかダンスをやっていません。
ダンスはコンテンポラリーダンスというジャンルなので、
なかなかこのジャンルを知らない方に対しては、
それがどういうダンスなのかというの説明しづらいのですが。
また、別の生業としては、大東文化大学文学部で教授をしております。
大学に赴任からすでに20年経ちますので、
だいぶ学科の中では古いほうの教員になって参りました。
大学では身体表現ゼミなるものをを立ち上げていて、
文学部教育学科の学生さん達に毎週ダンスを指導しております。
それ以外では、個人的には非常に音楽に対して興味を持っており、
いろんな楽器を演奏したり、
作曲をしたりユニットバンド活動をしたりしています。
最近では1年に3回位秋田でのライブ活動が軌道に乗ってきてます。
また大学教員としては、研究者の一面も、実はありまして、専門は舞踊論、
舞踊美学、舞台芸術論という、ちょっと理屈っぽい学問が専門になっています。

さて、自己紹介が長くなってしまいました、ごめんなさい。
このたび縁がありまして、
流山児さんプロデュース公演に招いていただく運びとなりました。
生まれて早58年経ち、初めて芝居の舞台なるものを体験しております。
普段のコンドルズの稽古場でメンバーとして一緒の
鈴木拓朗君が演出ということで、
無茶苦茶アウェイにもかかわらず、気持ち的には相当、
非常に楽な気持ちで臨ませてていただいてます。
また役者のみなさんも本当に楽しい方が多くて、
稽古場は毎日が楽しみです!
とは言うもののセリフを覚える作業とか、
慣れないことが多く、
一回一回のリハーサルが非常に勉強になってます!楽しいです!
ということで、私の記念すべき芝居舞台デビューを
1人でも多くのお客様に、皆様に見ていただきたいです。
まもなく年末に向けて超忙しいこととは思いますが、
皆様、ぜひ劇場にてお会いできればと思っております。
話は変わりますが、今日家族4人勢ぞろいで初めて外食をしました。
というのは、3年前、息子、次男が生まれたのですが、
コロナの状況とほんとに重なってしまって、
外で何かをする、親戚のいろんな人に会う、と言うような
生まれてから一通り普通はするはずの段取りを
全て保留にしてきてしまっていました。
24歳になる息子も、なかなか最近は家に帰ってくることが少なくて、
思い返してみれば、家族で外で食事が全然なかったんです。
そして、今日の稽古後、初めて外で家族全員揃って食事をしました。
写真は長男(隆25歳)、次男(詩3歳)と共に。





稽古4日目。
今日は始めの2時間半は古元道広さんによる
リスペクトトレーニングが行われました。
そこでは、あらかじめのアンケート調査により、
私たちのパワハラ、セクハラ等のハラスメントについての意識調査が行われ、
それに基づいてハラスメントのグレーゾーンの集団的な線引きを
みんなで共有していくという作業でした。
個人的には、大学等におけるリスペクトトレーニングともちろん、
着地点は同じなのですが、やはり大学の教員と、
舞台に関わっている人たちとの間で、
それなりにいろいろ違いがあるなと感じました。
それは別にどちらの意識が進んでるとか遅れているとか、
そういう問題ではなくて。
例えば、ボディータッチの問題とかも、
役者さんやダンサー達は、一般の人と比べてだいぶ感覚が違いますしね。
私たちが日頃そこまで細かく考えることのない数多くの点について、
それをやられるとストレスや嫌に感じる人たちがいるという
ヒントをいただきました。
確かに、僕自身、今まで無意識に多くのことを
配慮を欠いた状態でやってきてしまったこともあるだろうし、
僕が知らないだけで、人を傷つけてきた事も絶対にあるはずです。
それは間違いないことです。
古元さんも言われましたように、未来に向けて、
意識せずに行われる加害行為が少しでも避けられるとよいと感じます。
皆さんも様々な職場や、
あるいは学校などで他者と関わることが多いと思います。
自分がいついかなる時にも加害者になり得るとことを、
不定期的に気づかされる機会を持つのは重要だと感じました。
これからもそういった機会を大切にしていきたいと思います。
重ねてハラスメントについて、
少しでも社会からそのような状況が減る事に貢献していきたいです。
また明日稽古がんばります。
付け足し的になってしまいますが、残りの約2時間、
非常に集中力を持って芝居の稽古を進めました。
とりあえずは、僕は、セリフとの格闘です!
がんばります!! 応援、よろしくお願いします!






みなさん、こんにちは!
「妻」を演じます、山﨑薫です。
プレ稽古を経て本稽古に突入したわけですが、まあもう、
稽古場から魅力が漏れ出る位みなさん個性が輝いてます。
別役実作品にスズキ拓朗エッセンスが入るとどうなるのか。。
私たち演者もワクワクしています。
一味違った芝居と歌とダンスをお楽しみ頂けると思います♪
本日は夫婦のやりとり&歌有りのダンス振付でした。
もうねぇ、、ゼーゼーハーハー。。
自分でもビックリする位呼吸してました笑
個人的な報告をすると、
今年に入って5キロ太ったので、今回の稽古、
本番でちょっとずつ減らしていくつもりです。
どうか応援してください!
それではみなさん、スズナリでお待ちしております!
こんばんは!

日本劇団協議会主催 
日本の演劇人を育てるプロジェクト
新進演劇人育成公演 俳優部門

作・別役実、演出・スズキ拓朗
「森から来たカーニバル」

稽古始動しました。

応援の程、よろしくお願いいたします!


公演詳細はこちら
http://www.gekidankyo.or.jp/performance/2023/2023_02.html



[出演]
いわいのふ健(劇団温泉ドラゴン)
山﨑薫
小林七緒(流山児★事務所)
鳥越勇作(椿組)
鈴木幸二
山下直哉(流山児★事務所)
小林らら(CHAiroiPLIN)
伊藤奨
諏訪創
石渕聡(コンドルズ)

★育成対象者
よし乃(CHAiroiPLIN)
竹本優希(流山児★事務所)
橋口佳奈(流山児★事務所)



[公演日程]
11/23(木) 14:00 / 19:00 
11/24(金) 19:00 
11/25(土) 14:00 / 19:00 
11/26(日) 14:00 
11/27(月) 14:00 / 19:00 
11/28(火) 14:00

[場所]
下北沢ザ・スズナリ


チケットご予約受付中!
https://www.quartet-online.net/ticket/gekidankyo2023






今日から怒濤の週末公演。
アクシデントを乗り越えながらも SHOW MUST GO ON !全員一丸となって邁進します!前代未聞のアングラ不条理劇!オモシロイです!
ふらりと早稲田までお越しください。
決して損はさせません。お待ちしております。
 
オーディションワークショップから始まった
「瓦礫のオペラ」初日です!
こんな短期間で長篇作品に取り組んだのは長い演劇人生でも初めて!
初舞台に近い人から、ベテラン劇団員まで
ごった煮!まさに戦場の瓦礫のspace早稲田
日本からスペインへ飛びます!飛びます!
ちなみに私は瓦礫に埋まっています。
とくとご覧ください!
by  三木美智代「」
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