流山児★事務所の稽古場レポート
稽古中!!

流山児★事務所
40th Anniversary
『ハイライフ』

生きてるだけで丸もうけ

作 リー・マクドゥーガル
テーマ曲 トムソン・ハイウエイ
翻訳 吉原豊司
演出 流山児祥
演出 西沢栄治

 

■◇■◇■◇■◇■◇■◇
 


==絶賛!!配信中です!==
↓↓↓↓

『冥王星の使者』



《 配信 》
https://kan-geki.com/tvods/detail/378
 

作⦿高取英
(月蝕歌劇団)

脚本・演出協力⦿天野天街
(少年王者舘)

演出⦿流山児祥

音楽⦿巻上公一
(ヒカシュー)


《 配信 》
https://kan-geki.com/tvods/detail/378

観劇三昧

 

プロフィール
HN:
流山児★事務所
性別:
非公開
自己紹介:

流山児★事務所

中高年演劇=楽塾からブロードウエイ・ミュージカルまで上演し 高い評価を得て多数の演劇賞も受賞し海外公演も、毎年のように行ってる国際的シアターカンパニーです。



★★★新人募集中です!劇団で活動することに興味がある人を募集します★★★



【募集人員】 6名 (俳優・スタッフ・制作)18歳以上35歳未満。 国籍不問。心身ともに健康な男女



詳細はコチラより!!



【お問合せ・応募先】

流山児★事務所 新人募集係 〒162-0045 

東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307

TEL:03-5272-1785(平日13時~17時)

 E-MAIL:mail@ryuzanji.com





バーコード
出演者のブログ、最後に登場していただくのは
今まで出演をお願いしても、公演のタイミングが合わなくて、
今回やっと出演していただくことになりました!
念願の塚原大助さんです。どうぞ!


流⼭児★事務所創⽴40 周年記念公演『ハイ・ライフ』初⽇までいよいよ1 週間。年始から今⽇までこの作品に没頭してきた。この⼀ヶ⽉で⾊んな段階を踏んできたが、ゴールはまだまだ先にも感じている。でも⼀⼈のちょっとした気付きで全体が⼤きく変化していくこの作品、このラスト1 週間でどこまで進化できるか、焦らずにいきたい。だが、まぁディックというヤツはとにかくよく喋る男だ。最初から最後までずっと喋ってる。ページをめくってもめくってもいつでもディックが喋ってる!!しかも他の三⼈の登場⼈物、バグ、ドニー、そしてビリー、こいつらがまた曲者だ。何にも⾔うことを聞いてくれない。俺はお前らのことを考えて、あの⼿この⼿を使ってどうにかしてやろうと思ってんのに、テメェらのことばっかり⾔ったりやったりで⾺⿅野郎どもが全くとんでもねぇ。お前らみたいな⾺⿅野郎どもにはほとほと疲れ果てるわ本当にって思うけど、思ってるけど!俺が集めたし!君たちのこと!しかもみんなのことちょっと好きだし!助けて!!






この⼀ヶ⽉、ほとんど酒を飲んでいない。この数⼗年でこんなに飲んでいないのは初めてのことだ。飲んでいる場合じゃない。体⼒的にも脳ミソ的にも飲んでいる場合じゃない。しかしとても良い。⽬覚めが良い。朝腹が減る。お腹の調⼦も良い。元気だ。健康だ。ジャンキーの役をやっているのに健康になっていっている。良いのか?不思議だ。




流⼭児★事務所は温かい。「へ?本当?」と思われる⽅もいるかも知れないが、40 年劇団を続けてきたんだ、本当だ。稽古場になっているスペース早稲⽥には演劇をやる以外のモノは何もなく、流⼭児さんを筆頭に強⾯の⼈たちが顔を並べているが、演劇のことしか考えてない。稽古後には、⻭に⾐着せぬ物⾔いの熱い議論が交わされるが、それも聞いていて⼼地よい。タバコ場でニコニコ笑いながら「おぅ⼤助どうなんだよ?こっちのチームは凄いぞ。」と、あのシーンでこうで、このシーンでこうだ、ここはこうなんだよ、こうするんだよと⽌まらない。
僕これから稽古なんですけど…





とにかく残り1 週間、⻄沢栄治を筆頭に、若⼿チーム頑張ります!
『劇場はみんなが集まって、魂がザワザワするような危険な場所なんだ。ということもう⼀度再確認したい。お客様も共犯者です。』by ⻄沢栄治


皆様のご来場を⼼よりお待ちしております。

ゴツプロ! 塚原⼤助

※塚原大助扱いのチケット予約はこちらから
https://ticket.corich.jp/apply/347420/010/

いよいよ来週から劇場入りということで、今週は通し稽古をバンバンやってます。
ということで、みてきましたー
劇団員のよねやまです


まずは、西沢栄治さんの演出バージョンから





若くはない若手チームと呼ばれていますが
やっぱり若いです!
それぞれの苛立ちや不安が感じられ、そしてアホだなーと



そして、流山児さん演出バージョン






自分と同世代の俳優さんたちなので
どうしても「老」に結び付けて考えてしまう。
同じセリフでも、こんなに違うのか。。。



どちらも芝居をみてるのか、役者そのものをみているのか
よくわからなくなってきますが、
固まっていた脳がちょっと活性化できた気がしたりして。。。


一番思ったのは、
たくさんのお客さんにみてもらいたいです(切実!)
ご予約はこちらからおねがいします!
https://ticket.corich.jp/apply/347420/

今回の稽古場ブログは、若手劇団員が、出演者のイケオジにインタビューして色々聞いてみました。
いよいよ、最終回です。
山川美優が千葉哲也さんに質問しました。
個人的にききたい、あの質問もしちゃいました。


ー20年振りにやってみて、いかがですか。


千葉:つかれる…。楽しいけど…!すっかり忘れてるよ。20年の蓄積があるような、ないような。だから同じセリフ言ってても全然違う感覚で喋ってる感じがする…かな。
体力的には…ワンステージだし、何とかなるだろう。


ー今までのハイライフの公演で、印象に残っているエピソードはありますか?


千葉:20年前の名古屋公演※で、バカみたいにお酒を飲んじゃって。朝起きても7割近く残ってて、これじゃセリフが出ないと思ったから朝からひたすら走ってたっていう。


ーもし役入れ替えがあったら、何の役がやりたいですか?


千葉:・・・。ないです。ディックでいいです。



ー個人的に聞きたいのですが、血液型は何型ですか?


千葉:Bです。


ー好きな食べ物はなんですか?


千葉:うなぎ!


ー休みの日は何されてますか?


千葉:サブスクで映画ばっかり観てます。


ー流山児さんとはいつから知り合いなのですか?


千葉:30年くらい前。ガジラでもやってた『tatsuya』を流山児事務所がやるっていうんで、相鉄本多まで行ったんです。一応楽屋に挨拶しに行ったら、寿司桶で寿司食ってて。『哲也、まあ座れ、食え』って言われて、ヤクザの事務所かと思った。初めましてで、哲也って言われると思わなかった。


ー千葉さんは演者と演出家、両方やられると思いますが、割合はどのくらいですか?


千葉:年によって違うけど、今年は1本演出だけで、後は全部俳優。俳優でやりたいって最近は思ってて。俳優が楽しくて仕方がない。
身体の動くまで俳優を続けていこうと思っています。



ー最後に、今回の見所を教えてください。

千葉:こんなに楽しそうに、芝居だか、芝居じゃないんだかって感じで楽しんでるおじさま達を観て、お客さんも楽しんでもらいたいな。


ありがとうございました!


※20年前の名古屋公演で飲みすぎちゃったのは、
予算がなくて、あまりにボロいホテルをとってしまったので、部屋に帰りたくなかったのではないでしょうか。すみませんでした!今でも反省してます。(当時の宿泊を手配した米山です)


※千葉哲也扱いのチケット予約はこちらから
https://ticket.corich.jp/apply/347420/006/

今回、流山児★事務所初登場の方がお二人いらっしゃるんですが、
そのうちのお一人目は、44北川さん
なんと、うちの貴重な資料をお持ちでしたー
では、どうぞ!!
↓↓
初めまして! ゴツプロ!44(よし)北川です。
個人的なお話しで恐縮なんですが、役者を始めて30年、、、この間ずっと続けていることがありまして、、、。
実は観劇した芝居のチラシとチケットをファイリングしているんです、1995年からずっと。

60枚のクリアーブックに120本の観劇チラシ(&チケット)、これが現在12冊コンプリート。
30年で1440本。毎月4本、一週間に1本の舞台を観劇している計算ですな。
それで、気になって一番最初に観た流山児★事務所公演を探してみたんですよ。
そしたらありました!

流山児祥「演出150本」記念公演
『焼跡のマクベス』
1996年12月5日19時の回。5000円。
凄え、この時既に演出150本て、、、
当日パンフのコメントで流山児のおやっさんが
「『歌って踊って恋をして』の明快なB級アクション=人生そのもの」
と記している。
言ってること変わらねぇ、今でも、、、でも見た目むっちゃ若い!!!(笑)

この『焼跡のマクベス』から少なくとも二桁の流山児★事務所作品は拝見してるはず。
そんなど真ん中で今度は役者としてどっぷり『ハイ・ライフ』の世界観に浸りまくってる2025年初頭・・・
まさかこんな日が来るなんて、ね。
人生続けてると何が起こるかわからないものですね。
この幸せを噛み締めながら、小さな発見を拾い集めながら、『ハイ・ライフ』本番に向けて一歩一歩。
劇場でお待ちしております!
ゴツプロ!
44北川
https://ticket.corich.jp/apply/347420/011/

今回の稽古場ブログは、若手劇団員が、出演者のイケオジにインタビューして色々聞いてみました。


第3回は橘杏奈(坂本杏奈から改名しました)が塩野谷正幸さんに質問しました。


―16年振りのハイライフとお聞きしました!


塩野谷:そう、20年振りって人も居るけどね。ハイライフ好きな作品だけど、昔と比べると体力と気力とが衰え感じるね、うん。同じ役だから特に良くなってるとこと衰えが分かるからね、善し悪しは無いかな。


―今回大人組と子供組2チームで公演ですね!


塩野谷:昔もねやったんだけどね、今回子供組って言ってるけど全然若手じゃないけどさ、やっぱりハイライフを繋げていきたいね。5〜6年経っても続けてくれたら嬉しいね。うちのキャストじゃなくても、どこのカンパニーでも良いからハイライフという作品を残していって欲しいなとは思うよ、うん。



―ハイライフという作品が宝なんですね!


塩野谷:そうだね。ただ全員男ってのが女優さん可哀想だなってのはあって、女性版ハイライフとかやってるとこもあったけど、もっとやってもいいと思うんだよ。このままの台本じゃ厳しいからちょっとて加えてね。そしたらそれはそれで全く別の作品になって面白いと思うしね。そしたら嬉しいねぇ〜。



―最後にお客様に向けてお願いいたします!


塩野谷:そうね、まず俺を見に来てくれるお客さん。15、16年経って70過ぎの自分を見て歳とるのも悪くないって思って欲しい。そして公演に来てくれるお客さん。ハイライフ4回くらいやってるけど、今回が最後になるかもしれないのでより多くの人に見て欲しいね。あと美術も手がけてるので、そこも踏まえて見ていただけると嬉しいです。



※塩野谷正幸扱いのチケット予約はこちらから
https://ticket.corich.jp/apply/347420/008/

山下くん、なにかと時間のかかる男です
でも、徐々にというかいつのまにか信頼を得ていく不思議な力をもってます。山下の謎力。
すご―く遅咲きだとおもうので、これからがたのしみだよ!やまちゃん!(制作:よねやま)

さて今回は、やまちゃんによる稽古場レポートをどうぞどうぞ



どーも、ここ最近夕方過ぎると目がシバシバし始める山Pこと山下です。


只今絶賛ハイライフの稽古中なわけですが、
この戯曲は本当に面白くて、且つ役者としても試される作品です。
だからこそワクワクとビクビクが同時に押し寄せてきます 笑

自分は西沢さん演出バージョンに出演してまして、これがもう…堪らんのです。




稽古が楽しいって感覚がずーーっとある。役者としてのハイライフを毎日味わってます。



それもこれも共演者や演出の西沢さん、スタッフでついてくれてる春はる、新人の雪ちゃんがいるからこそ。













片や一方では、





流山児演出バージョンの稽古を見てただただ見惚れたり、活力になったり、




その現場についてる美優ちゃんや杏奈。千葉さん、塩野谷さん、若杉さん、小川さんという凄まじい役者がいる中で彼女たちも懸命に稽古場にずっと棲みついてる。




山P、頑張らねば。んん、頑張らねば。



それにしても……

塩野谷さんはやっぱ…………




カッコいいな。


終わり。


※最後までおつきあいいただき、ありがとうございました!
山下直哉扱いの予約フォームはこちらからどうぞ!


https://ticket.corich.jp/apply/347420/012/

今回の稽古場ブログは、若手劇団員が、出演者のイケオジにインタビューして色々聞いてみました。

第2回は
山川美優が若杉宏二さんに質問しました。

ー15年振りにやってみて、いかがですか。
若杉:意外と覚えてないもんだなあ。動きとか芝居も。


ー今までのハイライフの公演で、印象に残っているエピソードはありますか?
若杉:カナダ公演の時、イワヲと湖畔でバトミントンをやってね。寝っ転がったら、南京虫にやられて。そのあとのマカオから中国のツアー中ずっと痒くて。ずっと痒きながら芝居してた!


ー若杉さんはドニー役とディック役、両方演じられていると思うのですが、どちらの役が好きですか?
若杉:自分に合ってるのはドニーかな。やってて楽しいのもドニーかな。


ーもし役入れ替えがあったら、何の役がやりたいですか?
若杉:次はビリーだね。

ー個人的に聞きたいのですが、血液型は何型ですか?
若杉:AB型


ー好きな食べ物はなんですか?
若杉:好きな食べ物……。ああ、あれ美味しいよね!北海道のチョコレートがかかってるポテトチップス!


ー休みの日は何されてますか?
若杉:子供と遊んでる


ー最後に、今回の見所を教えてください。
若杉:15年振り、還暦を過ぎたおじさんたちがああでもないこうでもないとか言って魂込めた、いや魂を縛り出したセリフを聴きに来てください。     


ありがとうございました!


※ここで若杉さんのプチ情報です
かつて芸名を若杉浩吉と名乗っていたこともありましたねー
昭和の時代劇スター・高田浩吉から拝借したと思うんですが、若手劇団員のみんなは知ってるかな?(制作:よねやま)


次回は、若杉さんと同じくドニ―役の山下直哉の登場ですー
ではでは。
三四郎くんは、台詞入れるのが早いし、運動神経はいいし、
物怖じするところもないし、役者さんとして羨ましいところ、いっぱい持ってるんです。
そして、「ハイ・ライフ」のバカだな~ってところ、無理なく体現できます(笑)
・・・・あと関係ないですけど、三四郎くんからお土産にもらった五島うどん、すごく美味しいです。
さて、三四郎くんから、意気込みを語ってもらいます、どうぞどうぞ!


こんにちは、流山児☆事務所の三四郎です。
ハイライフでは、ビリーを演じます。
ジャンキーです。
4人の登場人物による芝居で、僕以外の3人は昔からの顔馴染み。
僕は新入り。
そしてみんな、ジャンキー。
ハイライフ。
highlife
はいらいふ
さぁ〜どこまで飛べるかやってみよう。
この芝居でどこまで飛べるのか。
この星の一等賞になりたいの、俺は。
そんな気分です。
※三四郎扱いのご予約はこちらから
https://ticket.corich.jp/apply/347420/013/
年明け早々に、「ハイ・ライフ」の稽古が始まりました。
2バージョン上演ですが、ホントに全然違うものになる予感はあります。
台本への向き合い方から違うんです。
ただ、共通しているのは、男子4人で楽しそう。ということ。
今回の稽古場ブログは、若手劇団員が、出演者のイケオジにインタビューして色々聞いてみました。

第1回
橘杏奈(坂本杏奈から改名しました)が小川輝晃さんに質問しました。


― 今回20年振りのハ―イライフですが、以前と比べていかがですか?
小川:20年経って良い所と悪い所が見えてきました。
良い所は「開き直る余裕が出来た」ところで、悪い所は20年前の動きが出来ないだろうと…稽古の時点で分かるという(苦笑)
あと、当時許されたカッコつけたセリフの言い回しが許されないことですかね〜。

― 周りからは20年前と変わらないボディポテンシャルと言われてますが、保つ秘訣を教えて下さい。
小川:実際にはすごく変わっているが、変わっていないように見せるワザを身につけました。

― 具体的にそのワザ教えて下さい!
小川:気持ちを若く保つこと

― 最後に数多くいるファンに向けてお願いします!
小川:ん、えっと…この作品自体がとても良い演目なので僕たちがどうこうではなく、見て損は無い作品です。俳優たちは見たらやりたくなると思います。
そんな作品は数少ないので、是非見に来てください!

小川さんのインタビューは、ステージナタリーでも読めます
https://natalie.mu/stage/10min/603864

▼ヒロミゴーばりのジャケットプレイ、今回もでるのか!
さてさて、 
ついに明日、初日を迎えます。 
たーくさんの時間を費やした、ヨロイ。
 
こちらは義経さん。 


人形制作山田さんによる精巧な0.8倍人形

 
最後に素敵な仕掛けがある静御前人形

 
場当たりでお疲れの弁慶

 
本当におつかれの栗原くん


初日は完売! 
やったー!二日目からはまだありますぜ。お席。 
新宿2丁目でおまちしております。 
 
伊藤弘子
 
お久しぶりぶりでございます。平野直美です。
衣装付け通しをしました。
生まれも育ちも神奈川県の鈴木麻理です。
今回のお話、義経伝説が引用されていて、頼朝なんかも出てきます。
つまり鎌倉!

子供の頃から鎌倉が身近にあった身としては、
チーム鎌倉の皆と今一度勉強したいと思い立ち
鎌倉ツアーを敢行しました。

若宮大路から始まり、舞殿、八幡宮、遺跡、頼朝の墓、永福寺跡などをぐるっと周り、
ここまではほぼ、


頼朝頼朝頼朝頼朝頼朝政子頼朝頼朝政子政子頼朝頼朝頼朝たまに実朝。


義経はカケラくらいしか存在してません。

(二代目の頼家は全然出てきません。これも何だかかわいそう。)
 
 
鎌倉駅周辺では義経不足なので、
ちょっと江ノ電で足を伸ばしてもらって、
腰越状の満福寺まで行きました。
 
 
京都から遥々、兄頼朝の元に馳せ参じたのに、
鎌倉入りの許可が下りず、腰越で待ちぼうけをくらってしまいました。

その時に義経の言葉を弁慶が書き認めたと言う、腰越状。

その下書きの原本が展示されています。
弁慶が使ったお椀も置いてありました。
ここは大分九郎判官。
弁慶もいて、静御前もいました。
チーム鎌倉の皆とはここで時間切れとなり解散。
その後一人で少し離れたところにある、義経を祀った藤沢白旗神社へ。
この神社の近くには、川に流れ着いていた義経の首を洗ったと言われる、首洗井戸もあります。
 
 
ここも大分九郎判官
鎌倉と言う中心地から、少し離れたところに存在している
源九郎判官義経
何だか当時の扱いと関係性を考えさせられます。

今回のお話、義経伝説がどう入ってくるのでしょうか
どうぞお楽しみに
 
 

因みに、鎌倉八幡宮の鳩みくじは
 

 
でした。
皆さまはじめまして。真田雪(さなだゆき)と申します。

流山児事務所に入りたくて、先月京都から上京してきました。

3月、スズナリで『田園に死す』を観て、この劇団はすごいぞ…!と思い、

7月、space早稲田で『叛乱のオペラ』を観て、この劇団は間違いない!!!と思い気付けば履歴書を郵送していました。


入団が決まって早速、月蝕歌劇団、少年王者館とタッグを組んだ公演に出演するだなんて本当に夢みたいです。京都にいた頃の自分に話しても、きっと信じてもらえないでしょう。

稽古場では、圧倒的な実力不足を感じる悔しさと、大好きな演劇と毎日共に生きられる喜びを噛み締めています。

とにかくもう、幸せです。

稽古は間もなく大詰めです
『冥王星の使者』
ぜひ劇場にてご覧ください!
流山児事務所の山川美優です。(ミユです)
今年の10月で流山児事務所に入って、2年が経ったみたいです!なので、今回はちょっと振り返らせていただこうかなと思います…!

流山児事務所に入る前、
『美しきものの伝説』のオーディションを受け、合格し、そのまま劇団に入りましたー!

本公演としては
『Okinawa 二部作1945⇔1972』
『瓦礫のオペラ★戦場のピクニック』
『田園に死す』
の3本に出演し、
何かしらの形で関わらせていただいた作品達は、
『ベンガルの虎』
『血は立ったまま眠っている』
『くるみ割り人形』
『PILLOW VELVETTIE』
『森から来たカーニバル』
『夢・桃中軒牛右衛門の』
『叛乱のオペラ〜喜劇 阿部定1936〜』
『流れる血、あたたかく』
改めてみると、
量の多さにびっくり!!!
これだけの人と作品たちと出会えていることは、本当にすごいことだなとしみじみ思います。
濃い時間を送らせてもらってるおかげで、時間が経つのがとっても早いのです…!!
気づいたら、心強い後輩が4人もできました!みんな女子です!!!
写真は上田さんも写ってますが
左から、
・私と同い年でパワーが凄い坂本杏奈ちゃん!
・かっこいい殺陣ができる向後絵梨香ちゃん!
・現役大学生なのに大人っぽい高信すみれちゃん!
・10月の下旬に上京してきた、新人ホヤホヤの真田雪ちゃん!
個性バラバラな4人で、近くにいると空気がキャピキャピします。笑
刺激をくれる素敵な後輩たちです!
さて、11月21日よりはじまる『冥王星の使者』は、ダンスあり、歌あり、殺陣あり、人形ありなモリモリな舞台です。
本番まであともう少し!
ぜひぜひ新宿スターフィールドまでお越しください!!!
今年2度目の出演させて頂きます。坂本がお送り致します!
今回真っ先に思うのが、もっと勉強しておけば良かった!です


色々調べ、学び直しの日々です…これが続いていくんですね。と悟りの境地☺️

今回の稽古中私は何を撮っていたのかと改めて写真を見直すと、先輩みゆさんのご尊顔がい〜っぱい出てきました!みゆさんの事好きなんだなぁと気付かされました

1部抜粋しておきます!
 

そして、ついに私が人間を辞めねばいけぬ時がきたかと、日々悩み中…

先輩方が遥か遠い所で人間ではない何かになっているのを望遠鏡で見ながら勉強しております。
追い付き、追い越せるよう善処致します。

流山児さんに揉みに揉まれながら美味しくなれるようにする所存。是非是非よろしくお願いいたします!
皆さまこんにちは。三坂知絵子(みさか・ちえこ)と申します。


私は、大学在学中の1998年に月蝕歌劇団の高取英さんと出会い、

1999年5月、月蝕歌劇団公演
「少女革命ウテナ 魔界転生◎黙示録編~麗人ニルヴァーナ来駕~」

に出演。


そこから約10年間、ほぼすべての月蝕歌劇団公演に参加し、

2010年以降は映像作品を中心に活動しております。
 
今回、ありがたい機会をいただき、
16年ぶりに

流山児★事務所公演に参加させていただくことになりました。

2008年2月、SPACE雑遊にて上演された
「血は立ったまま眠っている」
(作・寺山修司、音楽・宇崎竜童、演出・流山児祥)で

夏美役を演じて以来となります。

 【舞台写真】
久しぶりの流山児★事務所作品への出演、
とてもワクワクしております!

どうぞよろしくお願いいたします!
 
「冥王星の使者」は、
高取英さんが、今から40年前、1984年に

流山児★事務所の前身である第二次演劇団の最終公演のために

書き下ろした作品です。

流山児さんの演出で、

東京公演は下北沢ザ・スズナリ、

名古屋公演は鈴蘭南座、

大阪公演はオレンジルームで上演されました。



1984年の第二次演劇団《最終公演》「冥王星の使者」公演チラシ



1984年7月10日発行の

演劇団新聞(「冥王星の使者」公演チラシ)に載っている

高取英さんのコメント

1986年に出版された書籍

『高取英戯曲集 女神ワルキューレ海底行

 <聖ミカエラ学園漂流シリーズ原点>

 天狼騎士団・冥王星の使者』(ながらみ書房)

に戯曲が載っておりますが、

その後、「冥王星の使者」を月蝕歌劇団で上演することは

ありませんでした。

私がインターネットで検索したかぎりにおいては、

「冥王星の使者」をどこか別の劇団が上演したという記録も

見つかっておりません。
 
ですので、
「冥王星の使者」という作品が、40年の時を経て、

再び流山児さんの演出で上演されるということ、

その舞台に参加できることは

私にとって本当に嬉しく、胸が熱くなります。

高取さんは、2018年11月26日に

虚血性心疾患のため急逝されました。

66歳。あまりにも突然のことでした。
 
“もっともっと高取さんの舞台に立ちたかった……”
  
“高取さんの作品世界、高取ワールドの中の登場人物として
もっと生きたかった……”
 
高取さんと、もう、会えないんだ、ということを

半分は受け入れつつ、

半分はまだ信じられない私にとって、

この「冥王星の使者」の稽古では、

高取さんが書いたセリフを

自分の身体を通して表現できることの喜びを感じつつ、

再び高取さんと心の奥で対話する時間をいただいたような、

そんな気持ちです。
  
さらに、

今回の2024年版「冥王星の使者」は、

脚本・演出協力が少年王者舘の天野天街さん、

音楽が巻上公一さん、

そして、

流山児さんは演出に加えて脚本も手掛けてらっしゃいます。

高取ワールド、天野ワールド、巻上ワールド、流山児ワールド、

三者三様……いえ、“四者四様”の世界観が掛け合わさることによって、

稽古場では、毎日毎日、驚きのシーンが生まれています。

あと2週間、11月21日に初日を迎える舞台「冥王星の使者」、

ぜひ、楽しみにしていてください!


池田遼さんによる振付の様子です。

情熱あふれる独創的なダンス、ぜひご期待ください!!

11月21日が初日、と言えば、、、

初日の前日、2024年11月20日は、

占星術的にとても大事な日だそうです。

私自身はまったく占星術などに詳しくなく、

いわゆるスピリチュアルなことからは遠く離れていて
「占いのラッキーな部分だけ信じる」というような
テキトウな人間なのですが(笑)、

占星術に詳しい友達が言うところによると、

冥王星が、

これまでいた山羊座から水瓶座に移動し、

本格的な「風の時代」が始まるのが

2024年11月20日、とのこと。

なんでも、この日が、時代の重要な変わり目、だそうです。
 
たしかに書店に行きますと、

「風の時代」に関する本がずらりと並べてあります。
 
そんな「風の時代」にまるで合わせるかのように、

11月21日から12月1日まで

「冥王星の使者」を上演!

時代の変わり目にドンピシャの日程!!

しかも!

その、占星術に詳しい友達いわく、

前回の「風の時代」が起こったのは

日本では鎌倉時代だった、とのこと。
  
「冥王星の使者」は、チラシにも書かれてある通り、

まさに、鎌倉時代の義経伝説が

物語においてとても重要なカギとなっています。

冥王星が移動し、

風の時代に突入した日の翌日から、

鎌倉時代が出てくる物語「冥王星の使者」を上演する、、、

という、

様々な要素のタイミングが幾重にも積みかさなった

奇跡のような公演!!

誠実に、

丁寧に、

そして大胆に、

2024年の

「冥王星の使者」を

流山児★事務所の皆さまとともに

演じます!

ぜひ、多くの方に、

高取さんの戯曲そのものが持つ演劇詩的言語の面白さ、

時間/空間を自由に飛び越え、

「if」が2乗にも3乗にも掛けあわされてゆく

歴史と虚構が織りなす眩暈の快感、

そして、

演出により自在に劇世界がふくらむ力強さと奥深さを
ぞんぶんに味わっていただけたら、と

願っております。


↑1986年出版『高取英戯曲集 女神ワルキューレ海底行

 <聖ミカエラ学園漂流シリーズ原点>

 天狼騎士団・冥王星の使者』(ながらみ書房)

高取さんの優しさを感じる

あとがきの言葉を引用します。

——————————————————
  いつも戯曲集に書くことだが、

  ここに収録されている戯曲を上演したい人は、

  気軽に連絡して下さい。

  原則として、全ての公演に諾することになっているし、

  できる限り協力するつもりだから。
         一九八六年六月十四日 高取英
——————————————————
今回の舞台を見て、

高取さんの戯曲を上演してみたい、演出してみたい、

他の作品も見てみたい、などなど、

興味を持ってくださったら嬉しいです。
 
 
冥王星は「死と再生の星」……魂が還る場所。

そこからやってくる使者とは誰なのか?

どうか、新宿スターフィールドで、見届けてください。

劇場でぜひお会いできますことを
楽しみにしております!
心から感謝を込めて……


三坂知絵子


Copyright c 稽古場日誌 All Rights Reserved
Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
/