流山児★事務所
中高年演劇=楽塾からブロードウエイ・ミュージカルまで上演し 高い評価を得て多数の演劇賞も受賞し海外公演も、毎年のように行ってる国際的シアターカンパニーです。
★★★新人募集中です!劇団で活動することに興味がある人を募集します★★★
【募集人員】 6名 (俳優・スタッフ・制作)18歳以上35歳未満。 国籍不問。心身ともに健康な男女
詳細はコチラより!!
【お問合せ・応募先】
流山児★事務所 新人募集係 〒162-0045
東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307
TEL:03-5272-1785(平日13時~17時)
E-MAIL:mail@ryuzanji.com
流山児★事務所の2018年は
「オケハザマ」で始まりました。
しりあがり寿さんの新作書き下ろしで、
敗者の今川義元からみた桶狭間の戦いです。
ほんとに狭いところで、刀を振りまわして大変な合戦シーンでした。
(スズナリさんは、悪くないです。無理なことをやってるのはこちらです。)
これは、アフタートーク、天野天街さんに参加してもらいました。
義元を井村タカオさん、寿桂尼を山像かおりさんが演じました↓
ゴールデンウィークには
シアターRAKU(楽塾から名称変更しました)の
「十二夜」で、Space早稲田→三重県津市芸濃町→台湾と旅公演に出かけました。
5月の下旬には
ピースリーディングを行いました。
木暮拓矢の演出です。主演は橋口佳奈がつとめました。
その時の写真はなかったので、照明オペレーターをやってるときの
はっしーの雄姿を・・・
そのあと、稽古場のエアコンの掃除をしたり
上田和弘マスターによる肉体訓練をしたりしていたころ、
流山児さん、甲津拓平、山下直哉、諏訪創ちゃんは台湾で公演です。
↓
http://ourtheatre.net/2018/05/31/ruanjutuanxliushanershiwusuoxwangzhenhejiazhuangyiniuche/
7月には「満州戦線」
パク・クニョンさんの作品を
温泉ドラゴンのシライケイタさんが演出しました。
劇団では珍しい少人数の芝居。
パクさんのアフタートークは、面白く刺激もあります。
夏は「西遊記」中国に行く!
ということで 中国のフライパンといわれる武漢、
成都にも行ってきました。
これは、北京で描いてもらいました。
今、額にいれてあるんですが、どこに飾ったらいいのかわからない状態です。
そして秋がやってきました
「わたし、と戦争」
瀬戸山美咲さんの新作・演出です。
お客様からの温かい拍手がうれしかった感慨深い初日でした。
「わたし、と戦争」が終わったあとは
流山児さんの
「大人のための演劇ワークショップ」で濃密な1週間を過ごしました。
参加メンバーの方、お疲れさまでした!!
劇団員の、佐原由美、星美咲。橋口佳奈、よーく働きました!
そして、そして
12月は公益社団法人日本劇団協議会の「腰巻お仙-振袖火事の巻-」
唐十郎さんの作品を上演することができました。
小林七緒の演出です。
初日前に、全ステージ完売しました!
やっぱり、うれしいもんですね、大入りって。
15ステージ終わった!
と思ったら、年の瀬になっていました!
今日は稽古納めです。
関係者のみなさま、ご覧いただいたみなさま
なにかと気にかけてくださったみなさま
感謝申し上げます。
2019年は、2月
「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」
から始めます。
どうぞ、よろしくお願いします!
(米山)
先週の日曜日、盛況のうちに「腰巻お仙」を終え
今週からは、流山児★事務所の公演
「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」の稽古を始めています。
顔合わせは、スタッフを合わせると50人くらいの
老若男女女女(とにかく女の人が多いんです)が集まりました。
熱気がすごかったので演出の西沢さんは、Tシャツになっていました。
今日の稽古は、少人数でこじんまりと・・・
本読みとちょっと疑問を出したりして・・・
清水邦夫さんに訊いてみたい・・・
どうしたら、あの台詞がいえるんだろう・・・
いろんなものを抱えたまま
「よいクリスマスを!」といって、今日のお稽古は終了となりました。
(米山)
2月1日(金)~10日(日) 座・高円寺1
「雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた」
作:清水邦夫
演出:西沢栄治
公演の詳細はこちらから▼
http://www.ryuzanji.com/work/r-1902.html
チケットのお申し込みはこちらまで▼
https://www.quartet-online.net/ticket/ryuzanji201902
いつか、舞台上で大久保鷹さんとガッツリ共演させて頂きたいと、ずっと密かに夢見ていました。
平成最期の年に一つ夢が叶いました。
月蝕歌劇団主宰・高取英氏が逝去されました。
これまでの感謝と共に、謹んで、お悔やみ申し上げます。
作品提供していただきました。
【演劇団】
1980年 下北沢スーパー・マーケット
『月蝕歌劇団』
1981年 名古屋、静岡、下北沢
『新版・月蝕歌劇団~魔都航海篇~』
1981年 下北沢スーパー・マーケット
『黄金箱~おるごん・ぼっくす~』
1983年 ザ・スズナリ
『帝国月光写真館』
1983年 本多劇場
『新 邪宗門』作:寺山修司 共同台本として
1983年 ザ・スズナリ
『天狼騎士団』
『改訂版 帝国月光写真館』
1984年 ザ・スズナリ、大阪オレンジルーム
『改訂版 天狼騎士団』
『冥王星の使者』
1989年 百人町アトリエ
『天狼騎士団』
【流山児★事務所】
1985年公開
映画『血風ロック』
1985年 ザ・スズナリ
『線型宇宙』
1991年 大田区民プラザ 横浜相鉄劇場
『プロメテウスの蛍』
1993年 駅前劇場
『天狼騎士団』
2005年 Space早稲田
『夢の肉弾三勇士』原作:流山児祥
…ブログのプロフィール写真として使っているのが、この時の舞台写真です。
ありがとうございました。
明智小五郎1の成田浬です。
明智小五郎2の勝俣美秋さんに続きまして、今回のブログを書かせていただきます。
明智小五郎3の佐野陽一さんの登場は今しばらくお待ちください。
今回の稽古は、本番会場の[Space早稲田]でやっています。
言わずと知れております、流山児☆事務所さんの本拠地です!
立ち稽古に入ってからというもの、あっという間に舞台が作られ、すでに本番仕様で稽古ができているという、なんとも恵まれた環境であります。それもこれも舞台監督イワヲ氏のお陰様様サマンサです!
ですが、我々明智小五郎3兄弟には、もう一つの特別な稽古場があります 。恵まれた環境に身を置くことが許されなかった僕らには、寒風吹きすさぶ初冬の青空稽古場がお似合いなのです。3人で肩を寄せ合い、励ましあい、慰め合いながら、いつの日か来るであろう暖かな稽古場の板に立つ日を夢見て、喧々諤々自主稽古に勤しむのです。
写真を見てみてください。
涙をこらえ、汗をぬぐい、母上父上を思いながら作品の向上を目指している中年たち。
そうして「できた!」と束の間の喜びを胸に稽古場へ行き、勇気を持って披露すると、笑われ、慰められ、少し認められ、大きく撃沈し、3人部屋へ帰る日々。
その共同作業も残すところ1週間ちょっと。
観に来ていただいたお客様に『腰巻お仙』の世界が響き、僕ら3人の「何か」も伝われば幸いです。
12/4~16日まで。Space早稲田で上演されます『腰巻お仙ー振袖火事の巻ー』
どうぞお楽しみに!!
皆様、劇場でお会いしましょう。あなたの子、明智小五郎が全力でお待ち申し上げております!!
「ドクター袋小路」役の
伊藤俊彦です。
演出の七緒さんとは
2016年の12月に
『ピアフ~私は何も後悔しない~』
という舞台で演出していただきました。
あの時はマルセル・セルダンを演じたので
「トシさん、ボクシングのシーンあるからシックスパック作っておいてね~。」
と軽く言われ必死に身体作りをしました。
あれから2年経ちました。
今回久しぶりに七緒さんにあった時には
「顔パンパンだね~、あはは。」
と笑われました。
今回の「ドクター袋小路」は
また違う意味で
「シルク・ドゥ・ソレイユ」ばりの
ココロとカラダ作りが必要です・・・。
初めての「アングラ」
初めての「唐十郎作品」
にお声がけいただき、本を読んだときには
正直かなりヒヨってましたが、七緒さんに
「アングラ風にやるとか思わないで、またみんなでケンケンガクガクしながら今の感性で作ろう!」
と言っていただき
『ピアフ』の時に味わってしまった
七緒さん「おはこ」の
みんなで作り上げる作品づくりに
毎日クリエイティブな稽古を
楽しませていただいてます。
「アングラ」
とくくってしまうと何ですが
ハデなメイクして
大声でセリフ言って
エログロナンセンスな芝居をする
という
「浅はかなイメージ」
しかなかったあたくしには
まさにセイテンノヘキレキ。
『腰巻お仙』という作品
状況劇場が成し遂げてきたこと
唐さんが演劇に求めるもの
受け継がれる精神
色あせないメッセージ
読めば読むほど
調べれば調べるほど
知れば知るほど
すべてが思っていた以上に大きく、深く
そして
ものすごく面白い!
ベテラン陣はさることながら
若いメンバーからも
たくさんの解釈や可能性を
見せつけられて
たくさんの刺激をいただいています。
そして!
1969年1月3日
まさに「その」舞台に立っていた
大久保鷹さんと「ここ」にいること!
「過去を振り返って思い出に浸るつもりはない。今このスペース早稲田で、このメンバーで全く新しいものを作ろう!」
当時の状況や本来の意味合いなど
たくさんの知らないことを
教えてくださいつつも
決して決めつけずに
僕らがやることを面白がってくださる。
歌あり踊りありナンデモアリ!?
50年前の当時を再現するのではなく
作品本来が持つエネルギーと
唐さんの魂のこもった言葉に
真っ向から立ち向かい
2018年を生きる我々の感性を織り交ぜ挑む
今を生きる皆様にお届けする
『腰巻お仙』
1969年1月3日
新宿中央公園のテントで
300人の機動隊に囲まれながら上演され
警察に逮捕されてしまう演劇とは
一体何なのか!?
平成最後のこの時に
ぜひ「時代の目撃者」になってください!