こんにちは!
もりかに年長組の小林七緒です。
新進演劇人育成公演なので、育成対象者が3名。
かつての育成対象者たちが数名いるのですが、
彼らの頼もしい姿を見てると「育成されるって素敵」と思いますね。
今日は稽古最終日でした。
10月4,5日のプレ稽古を経て、10月24日から本稽古が始まり、
あっという間に今日。
今回は、ダンサーと俳優が混在している座組で、
稽古序盤はお互いのやり方を興味津々で見合っておりました。
森の中で違う種類の生き物に出会ってしまったわけです。
(あ、一人ずつの紹介をするつもりだったんですけど、
前回いわいのふさんが書いてるので、そちらを見て下さいませ)
生き物たちは、森で生き延びるために知恵を出し合います。
演劇が初めての石渕さんも、育成対象者の若手たちも、
思いついたことはどんどん発言します。
そうして、お互いを知り、仲間になっていきました。

そう。はじめましての生き物たちがチーム『もりかに』になる核になったのが、コンドルズの石渕さん!
登場した瞬間に、稽古場が大劇場サイズにまで広がる存在感は衝撃でした。
なのに、全く先輩風を吹かせることなく、満面の笑顔でみんなに話しかける。
初めて演劇をやることへの怖さと興味を、隠さずさらけだす姿に、
みんなグイグイ引っ張られていったのでした。
私は石渕さんと一緒に出てくるシーンが多いのです。
原作には一切無いシーンなので、言葉は交わさないのですが、
ある小道具を介しての交流が楽しくてたまりません ♪
世界を動かす姿を目の当たりにしたり
一緒に突撃したり
さて、チーム『もりかに』の生き物たち、森の中では
ドルサイナを吹く男に操られたり

大切な場所を作ったり

かわいく色が塗れて喜んだり

寸暇を惜しんで自主練したり

それを眺めながら焼きそばを食べたり

力いっぱい歌ったり

楽しくナナメだったり

激しくブレたり

時々転がってたり

踊ったり踊ったり踊ったり

来たぞー!てなったり

そんな風に力を合わせて、ここまで生き抜いてきました。
そして『森から来たカーニバル』が生まれました。
いよいよ劇場に入り、23日に初日を迎えます。
こんな別役作品は見たことがない、というものになりました♬
ぜひスズナリで、一緒に「最後のどんちゃん騒ぎ」をしてください ‼