出演者の浅倉です。
『叛乱のオペラ』には「愛」という言葉がキーワードとして登場します。
この芝居における「愛」とは何なのか?
先日、共演者の坂井に「愛」とはiphoneの「i」なのではないか、つまりこの芝居はApple信者についての話なのではないかという仮説を披露したところ、スッゴイ呆れ顔されました。
私はアホの坂井をゆるしません。
さて、「愛」といえば「恋」、「恋」といえば「エロス」です。
エロスの何たるかを学ぶべく、昨日のオフを利用して有志で浅草ロック座にストリップショーを観に行ってきました。
現行の演目が千穐楽ということで、大入り満員で立ち見でした。
7人のメインダンサーたちがそれぞれキンキー・ブーツ、レ・ミゼラブル、マイ・フェア・レディといったブロードウェイの名作ミュージカルをモチーフにしたダンスそしてストリップを魅せてくれるという今回の演目。
バックダンサーの方々も含め皆さんお綺麗で素敵でした。
特にレ・ミゼラブルを演じた白鳥スワンさんが素晴らしかった。
難を言えばレビュー→ストリップという構成が7回続くので飽きるということです。もうストリップはいいから次行ってくれと思ってしまいます。
しかしこれがストリップショーの伝統・様式美なのだと思えば致し方ないこと…そう、ヘヴィメタルにおけるギターソロと同じなのです。
そして肝心の「エロス」の勉強になったかというと…別にエロくないんですよ。演目によるんですかね?あれだけあっけらかんと爽やかに見せられてしまうと逆に勃ちません。
つまるところ「エロス」とはある種の暗さや湿度といった雰囲気なのではないかと思いました。
それにしてもこんなハードな演目を1日4回しやる彼女らのタフさとプロ意識は凄いです。全部は無理なのでちょっとだけ見習いたいです。
『叛乱のオペラ』にもレビューショーをやるシーンがあります。(さすがにストリップはやりません!)
こちらのレビューはどのようなモノになるのか?
そして「愛」の答えは見つかるのか?
ぜひ劇場でお確かめください。