流山児★事務所の稽古場レポート
稽古中!!

流山児★事務所

40th Anniversary

平田俊子作品連続上演



『夜の左側』
2025年6月23日~ 7月2日

作⦿平田俊子
演出⦿小林七緒

『ガム兄さん』
2025年7月14日~ 21日

作⦿平田俊子
演出⦿西沢栄治

会場⦿Space早稲田

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『冥王星の使者』

作⦿高取英
(月蝕歌劇団)
脚本・演出協力⦿天野天街
(少年王者舘)
演出⦿流山児祥
音楽⦿巻上公一
(ヒカシュー)
 

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プロフィール
HN:
流山児★事務所
性別:
非公開
自己紹介:

流山児★事務所

中高年演劇=楽塾からブロードウエイ・ミュージカルまで上演し 高い評価を得て多数の演劇賞も受賞し海外公演も、毎年のように行ってる国際的シアターカンパニーです。



★★★新人募集中です!劇団で活動することに興味がある人を募集します★★★



【募集人員】 6名 (俳優・スタッフ・制作)18歳以上35歳未満。 国籍不問。心身ともに健康な男女



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【お問合せ・応募先】

流山児★事務所 新人募集係 〒162-0045 

東京都新宿区馬場下町60番地 まんしょん早稲田307

TEL:03-5272-1785(平日13時~17時)

 E-MAIL:mail@ryuzanji.com





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こんにちは。
流山児事務所の松永です。

今公演『帝国月光写真館』の話に出てくる三原山自殺事件は実際にあった話です。
1932、33年(昭和8、9年)に三原山の火口で一人の女学生冨田が二人の女学生の自殺にそれぞれ同行し、その死を見届けたという事が当時の新聞の記事にあります。
彼女(冨田)は何故二人の女学生の死に付き添ったのかその理由は定かではありません。
彼女はその後各メディアによって「死の立会人」「死を誘ふ女」など散々な記事にされ、それが原因で心身共に病んでしまったのか自宅に引きこもりその後病死してしまったそうです。
ある記事に寄れば診断した医師の所在が不明との事で彼女の死に関して病死ではなく自殺したという説もあります。
彼女が友の死を二回見届けたと云う事には理由があったのでしょうか。
親友の頼みだから、死に興味があったからなど理由色々はあると思います。
いずれせよ友人の自殺と云う「死」を経験する事によって彼女の世界は確かに変わったのだと思います。
それは現代でこそ希薄になってしまった友情と云う情態に対しての彼女なりの応えであり、自分を「死」に向かって動かす為のエネルギーとなり得たのでしょう。
人間は生まれながらにして死に向かっています。
その死のきっかけが自殺なのか思想なのか戦争なのかは物語の登場人物のみが知っているはずです。

今回も昨年に引き続き高取英メモリアルとして下北沢ザ・スズナリにて公演致します。
様々な人間の想いや思惑が交錯する歴史スペクタクルです。
『帝国月光写真館』は本番まで三週間を切り実践さながらの白熱した稽古を日々行っております。
まだチケットございますので宜しければ劇場にてお会いしましょう。
それでは。


写真は最近外部出演も果たし、歌やダンスの力もメキメキ付けてきている真理支教巫女ダンサーズの本間君です。

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