『チ。』という漫画がついにアニメ化され放映されている事に興奮している劇団員の山ピーこと山下です。
『チ。』という漫画の物語を簡単に言いますと、
すーっごい昔の、
あるお国のC教では宇宙の中心に地球がじっとしてて、全ての天体は地球の周りを廻っているという"天動説"が当たり前だったのですが、
当時C教の教えに反する考え方を持った"異端者"と呼ばれる人が、
『アレ?違うくない?地球は宇宙の中心ではなくて実は太陽で、
その周りを地球や他の天体がグルグル廻ってるんじゃね⁉️
そんで地球自体も廻ってるんじゃね⁉️』
っていう"地動説"を唱えたんです。
でもその当時C教に反する考えを持つ事自体がヤバイらしくて、中には"異端者"と呼ばれた人は死刑になった人もいたみたいです。
これだけじゃそんなに興味を湧かないかもしれませんが、
そういう時代の中で、
C教の教えを背いてでも。。。
殺されると分かっていても。。。
ただひたすらに宇宙の真理を追い求める者がいたり、
人間の理解には果てしなく遠く及ばないものだと思っていた宇宙の存在が、ほんの、本当にほんの少し真理を垣間見れた時、
自分と宇宙がほんの少しだけ近く感じる事が出来た喜びや宇宙の美しさに「生」を感じる者がいたりと、沢山の主人公が登場するんです。
しかも、
時代時代に主人公が変わっていって、
名も知らない後世の者に、宇宙の真理を追い求める人間に託すっていう。
あくまでフィクションですけど、事実そういう時代もあったノンフィクションな部分と夢と希望と浪漫のあるめちゃくちゃ面白い漫画なんです。
何でこの漫画の話をしたかというと、
絶賛稽古中の『冥王星の使者』という作品もそんな感じがしたのです。
この作品を書いた高取さんもそういう方なのかなって。
『チ。』を書いた魚豊さんは漫画で、
『冥王星の使者』を書いた高取英さんは演劇で、
何かを変えたかった、もしくは後世に何かを伝えたい想いがあるのかなって、
山ピーは勝手に想像を膨らまし、
夢と希望と浪漫を感じている今日この頃です。
とは言っても、
現実はそう甘くない……笑
稽古は、、、
悩みに悩んで、、、
一歩進んでは、
ニ歩下がり、
また次の日一歩進んでは、
またまた二歩下がり、
そんな日々であります。
でも、真理に辿り着くにはそんな簡単な事ではないと思ってます。
芝居も然り。
悩んで、迷って、答えが出たと思っても、その先に大きな壁があったり、
でもでもそんな更に先に、
何かステキなものを見つけれたりした時には、めちゃくちゃ嬉しい。
あ、
芝居と宇宙は、
似ているのかも。笑
正解がないし、正解は無限にある。
誰も本当の真理を見れてない。
つまり、
内容があるようでないブログを最後まで読んでくれた方にありがとうございます。
という事です。
今回の芝居でもう1人の自分と共演する人形使いの山ピーでした。
悩んでるフリをしている大先輩のガッツリ共演者の同じく人形使いの里美さんでした。
3Dプリンターでは再現不可能な高身長のカメラ目線ドアップ写真の同じくガッツリ共演者の人形使いの森シュンでした。
訳わからん姿勢してるけど、男性先輩達から凄まじい人気を誇る美優ちゃんでした。
何気に男性先輩達にはこういう接し方をしとけば好いてくれるだろうと、
なんて策士なヤツだなぁと、
ひねくれ山ピーは感じているものの、それにまんまとハメられている自分がいる、
《必殺!流山児事務所の男先輩転がし上手な、人形使いではなく人間使いのスペシャリスト美優ちゃん!》
でした!笑
ホントのホントはマジでいい子です。