初めまして、伊藤奨と申します。
いとうしょうで、いっとうしょーです。
小さい頃は許されたのでよくお尻を出してました、
お尻を出した子、一等賞でございます。
流山児事務所さんプロデュースの演出・振付には
CHAiroiPLIN主宰のスズキ拓朗さん。
作、別役実「森から来たカーニバル」を上演するのですが、
流山児事務所公演にもCHAiroiPLIN公演にもぼくは出たことがなく、
一番アウェーなのは、僕ですよ。みなさん。「お前は何者だ」状態なのです。
何者かと言いますと、
俳優とダンサーの二足の草鞋で一応やらせてもらってるのですが、
ありがたいことに近年はダンサーとしてのお仕事を多くいただき、
コンテンポラリーダンス公演によく出ております。
今年の夏はミュージカルにもでまして、とあるネバーランドにいました。
コンテンポラリーダンスの作品を自分で創って、ソロで踊ったりもしてました、
よかったらYouTubeにあるのでご覧下さい。
「伊藤奨 ダンス」とかで出ると思います。
ちょっとしたアクロバットもしたり、アーティストさんのMVにでたりもします。
、、、
さて、お気づきでしょうか。
いつ俳優として舞台に立っているのか。
ということです。
最後に演劇作品に出たのは2年ほど前だったかと、、
演劇作品に出たい、喋りたい。
そんな願いを聞きつけていただいた拓朗さんが、
この「森から来たカーニバル」略して「もりかに」に呼んでくださいました。
渡された役は'牧師'。
ハテナとワクワクでニヤニヤしました。
アーメンですか、ぼくが。
と、構成台本を読むと、ト書きに
〜〜〜と牧師、コンタクトダンス。
牧師がコンタクトダンス。
想像ができませんでした。
常に「お前は何者だ」と牧師さんを見てて思ってます。
この前初通しをしましたが、今も尚、踊って跳ねて祈る牧師に
「お前は何者だ」と問いかけながら稽古に臨んでいます。
ただ、まあ、何者でもないんだと、今日気づきました。
牧師の姿をしたただの人間です。
腹は減るし、疲れるし、イラっともするし、人を愛することもある。
周りよりちょっと信仰する気持ちが強めなのですね。多分。
だから、あれがあれで、これがこうなのかと、
ブログを書きつつも、稽古の振り返りになってきたので、
色々ネタバレも発生しそうなので、ぼくと牧師の話は終わります。
はい。
この公演、まず、別役実作品ということで、不条理劇ということなのですが、
僕は一度だけ学生のときに別役実作品をやりました。ミミズの話でした。
不条理とはなんぞ。
辞書には、「道筋の通らないこと」。
人生にはそんなことがたくさんありますね。
そして、そんなことに悲しんだり怒ったりもするけど、意味がないんだね。
でもそれが人間だね。
ということらしいです。間違えてたらごめんなさい。
どうしよう、どれくらい書けばいいのブログ。書き連ねてしまうけど、、、
あともう少し。
スズキ拓朗さんの演出、振付についても書かないわけにはいきません。
CHAiroiPLIN作品は数回拝見していたのですが、
ロミジュリや桜の樹の下には、などの文学作品を
ダンスと言葉、語感で遊ぶポップな世界観は
観てて聴いててとても心地が良かったのを覚えております。
リズミカルに言葉が飛んで跳ねて、人間たちも舞って踊って。
というわけで今回も、森から来た'カーニバル'ですからね、
ドンチャン騒ぎなわけですよ。
言葉と身体が飛び交うんですね。
スズキ拓朗さんの手によって。
それはもう楽しくなってしまうのですよ、
なんだなんだこれは!!!と劇場を満たしていくのですね。
恐いほどに。
書き足りないこと多くて、、まだまだ書けるのですが、
なんか、あれなので、やめようと思います、
とにかく、楽しい楽しいカーニバルがやってきますよ、と。
さあ!きみもスズナリでみんなとカーニバル!
稽古場写真的なのをみんな載せてる。
写真撮ってたのはこのためか。
稽古場で撮ったのは、これだけでした。
超重要だから撮りました。
お納めください。